「最近年齢を重ねてきて痩せにくくなった」「太ってきた」と感じる方は多いと思います。
特に40歳を超えてからそれが顕著に感じるようになったという方々が私の周りにもたくさんいます。
なので今回は40歳を超えてからのダイエットのポイントをご説明します。
もちろん30代以下の若い方にもご参考にしていただける内容となっております。
ですが特に40代以降の方は「30代以前のダイエットとは違う」と感じている人が多いので、今回の記事を読んでご活用いただくことで体の変化を感じてもらえるはずですので是非ご覧ください。
目次
40代から痩せにくくなる理由
39歳と40歳に特に大きな区切りがあるわけではありませんが一般的に40代からは色々な変化があります。
成長ホルモンが出にくい
ダイエットを行う上で「成長ホルモン」は非常に重要な要素です。
成長ホルモンが出ることによって脂肪を分解する酵素が活発になります。
そうすると脂肪が分解されるという仕組みです。
ポイント
つまり痩せるためには成長ホルモンをいかに出すかが大切だということです。
ですが40歳を超えてくるとこの成長ホルモンが中々出にくくなります。
なのでポイントとしてはいかに出にくくなった成長ホルモンを出せるかが鍵となります。
どうすれば良いかは後ほどご説明します。
基礎代謝が落ちやすい
若い頃と同じものを食べているのに痩せないし、逆に太ってきたと感じている人もいると思います。
40歳を超えてくると若い頃に比べて筋肉を付きにくく、落ちやすくなります。
筋肉が落ちるということはつまり「基礎代謝が落ちている」ということになります。
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基礎代謝が落ちてくれば当然ですが同じ食事内容だとしても太りやすくなり、中々痩せないということになります。
いかに基礎代謝を落とさないかが重要となります。
40代からでも痩せられるポイント
トレーニングの頻度を増やす
40代以降は成長ホルモンが出にくくなり、その結果として脂肪が分解されにくいという事を前章でご説明しました。
ではいかにして成長ホルモンを出すかがポイントとなります。
成長ホルモンの出す方法はトレーニングをする事です。
ポイント
そして40代以降の方のポイントとしてはトレーニングの頻度を増やすということです。
トレーニングの頻度が週2回と週5回の人では当然ですが成長ホルモンが出る回数が2回と5回で違うということになります。
つまり頻度を上げることによってより成長ホルモンを出す回数を増やすということになります。
注意ポイント
その時に1つ注意ですが、トレーニングの強度は少し落とし気味にして上げることがポイントです。
1回のトレーニングを2時間行っても30分でも成長ホルモンが出る量はほとんど変わりません。
逆にあまりハードなトレーニングを頻回に行ってしまうと「オーバーワーク」になり体が疲労してしまい、痩せにくくなってしまうばかりか、関節にも非常に負担がかかるので怪我のリスクも高まります。
1度のトレーニングは軽めに頻度を増やすことがポイントです。
※あくまでダイエットが目的の場合です。
体温を上げる
代謝が下がるということはすなわち体温が下がるということです。
特に若い頃にトレーニングを本格的に行ってきていない人は40代以降に筋肉の減少に伴い、著しく代謝が落ちていきます。
ダイエットと代謝は切ってもきれない関係ですので、筋トレは必ず行ってください!
ポイント
若い頃にしていない人も思い立ったその時が人生で1番若いですから初めてください。
褐色脂肪細胞を活性化させる
では若い頃からしっかりとトレーニングをしてきた人は40代以降も以前と変わらず痩せることができるかというと残念ながらそうではありません。
そこには「褐色脂肪細胞」という脂肪が関係しています。
褐色脂肪細胞とは簡単言えば体温を作る発熱装置のようなものです。
この褐色脂肪細胞の機能が加齢と共に低下してしまうのです。
この機能は新生児が1番高いと言われ、赤ちゃんの体温が非常に高いのはそのためです。
なのでしっかりとトレーニングを行ってきた人も年齢と共にどうしても痩せにくくなってしまうのです。
ポイント
逆に言えばこの褐色脂肪細胞を活性化させることができれば脂肪燃焼が促進されるということになります。
褐色脂肪細胞を活性化させる方法があります。
- 運動やストレッチ
- 寒冷刺激
運動やストレッチで活性化させることができます。
褐色脂肪細胞は肩甲骨周辺や脇の下、首周りにあります。
なのでこの場所を動かしてあげたり、ストレッチしてあげたりすることでこの細胞が活性化されます。
真剣に行っていると体が少し温かくなってくるのを感じることもありますよ!
また寒冷刺激を与えることによっても活性化することがわかっています。
例)冷たいシャワーを30秒体にかけてそのあと温かいシャワーを30秒かける。これを繰り返す。
このような刺激を与えると体温を保つために褐色脂肪細胞が活性化します。
また唐辛子の成分である「カプサイシン」を摂ることでも活性化すると言われています。
またカプサイシン自体にも脂肪燃焼効果がありますのでダイエットには非常に有効な成分と言えます。
糖質の量を減らす
私たち日本人は特に糖質の摂取量が非常に多いです。
特に意識をしていないと食事の内容は糖質過多の場合がほとんどです。
糖質は当然重要な栄養でありますし、筋肉を付ける場合だと特に必要量が多くなってきます。
ですがそれ以外の場合には糖質の摂りすぎは控える方が良いです。
40代以降になると糖尿病のリスクも非常に高まりますので、「ケトジェニック」とまでは中々難しくても例えば「ご飯の量を半分にする」というようなやり方でも全然良いです。糖質の摂取量には気をつけてください。
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まとめ
40代以降が痩せにくくなる理由
- 成長ホルモンが出にくい
- 基礎代謝が落ちやすい
ポイント
ダイエットはいかに成長ホルモンを出せるかが鍵となります。成長ほるもんが出ると脂肪燃焼が促進されます。
そして40歳を過ぎると筋肉が落ちやすいのでそれに伴い基礎代謝が落ちやすくなります。
40代からでも痩せられるポイント
- トレーニングの頻度を増やす
- 体温を上げる
- 糖質の量を減らす
ポイント
成長ホルモンを出すにはトレーニングをすること!なので1回の強度を落として頻度を増やすことが重要!
代謝を上げるということは体温を上げるということ。「褐色脂肪細胞」を活性化させて体温上げて脂肪を燃焼させましょう!
糖質過多は痩せづらく、糖尿病のリスクを高まるので注意が必要。
40歳を過ぎると20代や30代と比べて確かに気をつけることが増えます。
ですが、しっかりとした知識があれば全く臆することはないです。
痩せづらいですが必ず痩せはしますので自分の体の状態や反応を見ながら続けて理想の体を手に入れてください。