「GI値」って聞いたことありますか??
名前だけはなんとなく聞いたことがあるというのがほとんでしょうか。
今回はこのGI値とはどのようなもので、ダイエットにはどの様な影響があるのかを解説していきます。
GI値について
そもそもGI値とは?
GI値とは正式名称を「グリセミック・インデックス」(Glycemic Index)と言います。この頭文字を取ってGI値と呼んでいます。
GI値とは「食後血糖値の上昇を示す指標」のことです。食品に含まれている糖質の吸収の度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計測したものです。
わかりにくいですね??
非常に簡単に色々と省いて説明すると
GI値の高い食材・低い食材
GI値は食材毎にその数値が定められています。
GI値高め(70以上) | |
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数値 | 食材 |
100 | ブドウ糖 |
93 | フランスパン |
91 | 食パン |
88 | ビーフン・フォー |
85 | 餅 |
85 | うどん |
84 | ご飯(精白米) |
中程度(56〜69) | |
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数値 | 食材 |
68 | クロワッサン・そうめん |
65 | パスタ・大麦 |
60 | スイカ |
58 | ライ麦パン |
GI値低め(55以下) | |
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数値 | 食材 |
55 | 玄米・サツマイモ |
55 | 蕎麦・バナナ |
54 | 発芽玄米 |
お気づきかと思いますが、日頃の食事に登場する頻度の高い食材は割とGI値が高いものが多いです。
GI値の影響
高GI値はダイエットの天敵
GI値の高い食材を食べると血糖値が急激に上がるということはもうご理解いただいているかと思います。
では血糖値が急激に上がると当然ですが体は血糖値を下げようとします。
その時に登場するのが「インスリン」です。
インスリンには体脂肪を燃やすのを阻害する働きがあります。
高GI値の物を食べ続けるとインスリンの分泌量が増え、結果として体脂肪が燃えにくいという状況が作られてしまいます。
メモ
ダイエットだけではなく健康的なリスクもある様です。
血糖値の急激な上昇を抑える方法
ではどうしたら血糖値の急上昇を抑える事ができるのかが重要ですね。
1番簡単なのは「低GI値の食材を選ぶ」ことですね。
ですが日常的に玄米や芋を主食として食べている人は中々いないですし、現実問題として不可能ではありませんが、難しいことです。
2つ目の方法としては「食事の回数を増やし間隔を短くする」ことです。
食事と食事の間が長く空くと血糖値が下がり切った状態で食事をすることになります。
つまり血糖値の上がり幅が非常に大きくなるということです。
食事の間隔を短くすることによってこれを防ぐことができますし、1回の食事の量も減りますのでこれも血糖値の急上昇を防ぐことに繋がります。
ただ難点は食事を何度もする時間があるかという事です。
生活様式に合わせて試してみてください。
結論
ダイエットにGI値が影響するかという事でしたが、結論としては影響します。
そして今回はそのGI値を知り、食材毎の数値を知ることができたと思います。
皆さんはご自身の生活や好みに合わせて、今回ご説明した事を少しでも活かしてダイエットを成功させて頂ければ幸いです。
したっけ!また